呉軍港第一上陸場

 陸上と艦船をつなぐ上陸場は、鎮守府裏にあった第二波止場もあったが、最も利用されていたのが現在の呉港にあった「第一上陸場」である。毎日何万人もの将校・兵士が、カッター、ボートなどで移動した。艦隊入港の際には、戦場のように混雑していたという。

 呉から江田島海軍兵学校への海軍の定期汽艇も第一上陸場から出ていた。なお、第一上陸場は海軍の施設であり、民間の港は川原石に置かれていた。

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