海軍工廠

 鎮守府が置かれた横須賀、舞鶴、佐世保、呉の中で、最大の軍需工場が置かれたのが呉であり、「東洋一の海軍工廠」と呼ばれた。製鉄から造船まで一貫した生産体制を備えていた。軍事機密があるため、海軍工廠を描いた絵葉書は少なく、進水式をえがいたこの絵葉書1枚しかないと思われる。

 戦後、海軍工廠は民間に払い下げられて、製鉄、造船などの企業が継承している。なお、航空機を製造する工廠は広地区に置かれていた(広海軍工廠)。

0コメント

  • 1000 / 1000